こんにちは、Mugikoです。
大人の方に学び直しの英語を教えています。
みなさんは、来年に向けてどんな抱負がありますか?
海外で仕事をするために英語を学び直す計画?
学び直した英語をさらにブラッシュアップさせる?
これから英語を使って仕事をしたい人に向けて、絶対役に立つ、教養としての英語をご紹介します。
英語を学び直しているなら、単語や熟語だけでなく、教養としての英語も一緒に学習することをおすすめします。
将来必ず役に立ちます!
>>「大人の学び直し英語に文法学習は必須です!」もご覧ください。
教養のひとつとして聖書の引用句は覚えておくと必ず役に立ちます。
世界で最も売れている書籍は何でしょう?
答え:聖書
そうなのです、
世界で最も販売数が多い書籍は聖書なのです。
それだけクリスチャンの方の数が多いということですね。
ビジネス界だけでなく、どの分野においても、スピーチや会話の中にちょくちょく聖書の引用句を交えたりする教養人は多いです。
New York TimesやWashington Postといった新聞だけでなく、BBC、映画などを見ていても、よく聖書の中の言葉が引用されたりしていますね。
直接的ではなくても聖書や神がベースという映画もたくさんあります。
自分がクリスチャンであるかないかは関係なく、
英語を学ぶのであれば、
西洋文化を知る方法の一つとして、
教養として聖書を読んでみたり、
聖書の中の有名な言葉を覚えたりすれば、
自分は使えなくても、誰かが聖句を引用していると気づくことができます。
ビジネスにおけるちょっとした会話の中で、それを知っているだけでも教養のある人だというポジションに近づけるのです。
英語のイディオムや難しい単語をたくさん知っていることをほめられる、というのは学習者としてよく勉強しているね、という意味で、教養とは関係ありません。
大人になって英語を学び直しているのであれば、教養としての英語も一緒に学習しましょう。
ところで教養っていったい何?
教養とは
「人間の精神を豊かにし、高等円満な人格を養い育てていく努力、およびその成果をさす。とかく専門的な知識や特定の職業に限定されやすいわれわれの精神を、広く学問、芸術、宗教などに接して全面的に発達させ、全体的、調和的人間になることが教養人の理想である。」 ※日本大百科全書(ニッポニカ)「教養」の解説から引用 |
文字にするとちょっと難しく感じますね。
「広く学問、芸術、宗教などに接して…。」とあるように、
確かに海外では、
学士(大学卒 BA)➡︎ 修士(大学院修了 MA)➡︎ 博士(Ph.D)
この順番で教養の幅が広がっていきます。
それは話をすれば分かると思います。
自分の専門を極めるのはもちろん、それ以外にも幅広くものごとに関心があり、よく知っている。
これが教養のある人ですね。
海外では社会人になっても大学院を目指す理由はここにあるのです。(➡︎ 収入も違ってくる)
実は、海外の学歴社会は日本の比ではありません。
教養がないと、ビジネスの世界(いわゆるホワイトカラー)の土俵に立つことができないという現実があるのです。
だから海外の学生は一生懸命勉強をするのです。
私はクリスチャンではないので、
聖書をすべて読むってことはなかなかハードルが高いです。
しかし、教養もつけたい。
そこでわかりやすく聖句を解説している本をご紹介します。
おすすめ!旧約聖書の英語(現代英語を読む手引き)
この本は、旧約聖書に出てくる有名な言葉(聖句)の中で、よく引用されるものを順に解説してくれています。
旧約聖書のどの部分に載っているのか、それはどういう意味なのかを解説したあと、その言葉が引用されている例が、新聞や小説、雑誌の中から2、3掲載されています。
旧約聖書は、アダムとイブの誕生という世界の創造の話から始まってイスラエルの歴史に沿った形でいろんな話が出てくる本なのです。
基本的には神とユダヤ人の取りかわした「契約」の話。
イエス・キリストは出てきません。
2020年に出版されたオバマ元大統領の「A Promised Land」も旧約聖書から引用されたタイトルですね。
オバマ元大統領の『A Promised Land』 英語バージョン
Amazonの評価がなんと103,469個!!
Amazonの評価でこんな数字初めてみました。
日本語バージョンはこちら(上・下あります)
こちらも人気です。
姉妹編:新約聖書の英語(現代英語を読む手引き)もおすすめです。
これも同じように、新約聖書に出てくる有名な言葉を、順を追って解説してくれています。
新約聖書はイエス・キリストの話から。
マリアやヨハネ、ペトロ、パウロという名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
キリスト教系列の学校に通われていた方にはお馴染みの名前ですね。
そのほか、Good Samaritan「良きサマリア人」などは、ニュースやツイッター、映画などいろんなところでけっこう見かけますので、ちょっと意識すれば気がつくかもしれません。
イエスが十字架にはりつけにされる部分は『Crucifixion』と記載されていますが、動詞は『crucify』。
私は X Japanの歌『Crucify My Love』というので覚えました。
意識してみるといろいろなところで使われていますよ。
まとめ
「聖書」というのは、
西洋人がものごとを考える時のベースになっていることが多いので、自分がクリスチャンでなくても、英語を勉強して海外で働く、外国の人と仕事をするというのであれば、知っていて損はありません。
詳しいに越したことはないのですが、ちょっと知っているだけでも、教養のある人だと思われることは間違いありません。
英語の学習の一部として、
教養の一つとして興味を持ってもらえたらうれしいです。
コメント